こぶ

23.屋久島の心

推定樹齢3000年。日本最大級の油瘤天板

これだけ大きな油瘤は重要文化財にも匹敵する価値があり、耐久性も3000年ほど続くと考えられている。現存する油瘤の板では最大級。泡こぶ同様油こぶも屋久杉の大きな魅力の一つ。これらの木材は、形を整え漆で仕上げ直す必要がある。

初期の頃、本体から離れた状態でころんとあった油瘤。亀の甲羅のような形状で、板の枚数が取れず効率が悪いので人気が無かったが、コレクターである私にとって非常に価値のあるものだった。私は、たとえ1枚しか取れなくても、これを入札したいと思った。実際に入札して木工場に運んだが、見れば見るほどその美しさに魅了された。板は3枚取れ、そのうち1枚は住職の知り合いにすぐに売れました。

24. 油瘤天板

樹齢3000年。衝立も可

125×115×6

25. 観音瘤天板

とにかく美しい瘤板。上部の虎斑は秀逸

125×100×8