こんにちは。
今日も屋久杉工房では、屋久杉マイスターの樹行さんが、ライトを片手にうろうろしております。
「光の当て方によって、木目の表情が全然違うの。」とライトをあちこちから当てて、嬉しそうに語る樹行さん。
「前にね、お寺へ寄付したいと檀家さんがやって来て、一枚板を選んで行かれたんだけど、木目が素晴らしい板でね。仕上がってトラックに乗せる時に、陽がさぁっと刺したのね。そしたら板の木目が輝いて、思わず檀家さんが拝んだぐらいだよ。自然の表情は本当に神秘的だね。」
思わず私も目を閉じて、その状況を想像していました。そんな神秘的な出会いができるのも屋久杉の魅力なのですね。
「ちょっと来て見て。」と言われたので、展示場でひときわ大きなテーブルに行くと、樹行さんがライトを当てていました。
「木目ね。虎木っていう木目が立体的に浮き出て見えるでしょ?素晴らしいな!」
見えました?私の位置が少しずれていたので、見えずらいでしょうか。
虎の木目が浮き出て見えませんか?
「見えた!」と言う方。もう既に、屋久杉の魅力にハマっているかもしれませんね😄